健康寿命💪
40代の保険ブログ
暖かくなって来ましたが、朝夕はまだまだ寒さを感じます。季節の変わり目でもあるので、体調管理には十分にお気をつけ下さい。
さて、日々の体調や健康管理は「長生き」するために必要なことかと存じますが、高齢になっても「心身を健やかに保つ」ことがとても重要です!
心身の「身」は文字通り「健康寿命」ですが、「心」を健やかに保つためには「資産寿命」を意識する必要があります。(資産寿命とは老後のために蓄えた預貯金などの資産が、尽きるまでの期間を指します)
人生100年時代の資産寿命を考える⁉︎
2019年6月3日に金融庁が発表した「高齢社会における資産形成・管理」に関する報告書の以下一文がクローズアップされ、「老後2000万円問題」としてメディアで大きな話題となりました。
収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20 年で約1,300万円、30年で約2,000 万円の取崩しが必要になる。
「老後2000万円問題」は字面のインパクトから炎上してしまい、冷静な議論や分析が出来ない状況でした。この報告書が指摘したい本質は以下のとおりです。
総務省の家計調査によると老後の収支は毎月約4~5万円が不足している?様に見える。
しかしよく見ると不足している分は「交際費」や「その他」の部分。
つまり最低限の生活費は年金でカバー出来るが、ゆとりある生活をするには不足してしまうことを伝えている。
ただし公的年金については、少子高齢化という社会構造上、その給付水準は中長期的に低下していく見込みである。
こうした現状から、『生涯に亘る計画的な長期の資産形成・管理の重要性を認識し、老後の生活において公的年金以外で賄わなければいけない金額がどの程度になるかを考えて、資産寿命を延ばすことが必要』と説いている。
そもそも、根拠となった総務省の家計調査も「平均値」となるので、すべての人がまったく同じ条件にはなりません。では、なぜこの様な報告書を出したのでしょうか?
それは「生涯に亘る計画的な長期の資産形成・管理の重要性」を国民に認識させて、NISAやiDeCoという制度の導入に至ったという事が考えられます。
人生100年時代&少子高齢化の現代において公的年金だけでは、ゆとりがある老後をすごすのが難しくなっています。
心身ともに切り詰めた老後の生活ではなく、旅行や趣味、住宅や車の修繕、少し贅沢した飲食など。。。ゆとりある老後を過ごすための自助努力として、NISAやiDecoなどの投資(資産運用)が注目を浴びている訳です。
※個人の感想です。
参考になれば幸いです^ ^